●第2展示室[企画展]

展覧会ポスター
能登立国1300年・妙成寺五重塔建立400年

能登にはぐくまれた文化財

〜妙成寺の名宝を中心に〜

 
会 期 2018年9月22日(土)~10月21日(日)
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(9月24日・10月8日は開館)・9月25日・10月9日
観覧料 一般500円(400円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※10月21日(日)「いしかわ文化の日」は石川県内居住者の方無料
主 催 石川県七尾美術館(公益財団法人七尾美術財団)
特別協力 妙成寺
 
 

 能登地方の入口に位置する羽咋市。その滝谷の地に壮麗な佇まいをみせるのが日蓮宗本山・妙成寺です。今から約七百年前の鎌倉時代に日像上人を開山として建立され、江戸時代には加賀藩前田家の保護を受けるなどして繁栄。北陸地方における日蓮宗の拠点として常に重要な位置を占め、現在も能登の名刹として多くの人びとから信仰を受けるとともに、観光スポットとしても賑わっています。

 さて長い歴史と伝統をほこる妙成寺には、数多くの優れた美術工芸品や史料が所蔵されています。それらは能登での法華信仰を物語る経典類や庇護者であった前田家ゆかりの品々、そして能登七尾出身で桃山時代に大活躍した絵師・長谷川等伯や「長谷川派」絵師による絵画など、実に多彩な顔ぶれが集います。

 そして本年は、妙成寺のシンボルである「五重塔」が建立されてちょうど400年という記念すべき年にあたります。元和4年(1618)に加賀藩第3代藩主・前田利常の生母寿福院の発願によって築かれた五重塔。その豪壮かつ優美な姿は寿福院の信仰心や前田家の財力を伝えるとともに、「能登の文化」を象徴する存在ともいえるでしょう。

 そこで本展では「妙成寺五重塔建立400年」の記念として、妙成寺が所蔵する貴重な美術工芸品や歴史史料などを中心に、他の能登地方ゆかりの文化財などを加えて計22点を紹介します。

 
 

羽咋市指定文化財
「毘沙門天像」
羽咋市・妙成寺蔵

石川県指定文化財
「日乗上人像」
長谷川信春(等伯)筆
羽咋市・妙成寺蔵

石川県指定文化財
「涅槃図」
長谷川信春(等伯)筆
羽咋市・妙成寺蔵

「松・杉・槙図屏風」(左隻)
長谷川等誉筆
羽咋市・妙成寺蔵

 

重要文化財
「山水蒔絵机」
羽咋市・妙成寺蔵

重要文化財
「山水蒔絵料紙筥」
羽咋市・妙成寺蔵

七尾市指定文化財
「十三仏図」
七尾市・妙観院蔵

石川県指定文化財
「賦何船連歌」(部分)
七尾市蔵

 
 
 
 

〈同時開催〉

●第1展示室[所蔵品展]

山紫水明


 「山紫水明」とは日の光によって紫にかすむ山々や澄みきった美しい川のことをいい、つまりは「美しい自然の風景」をさす言葉。「山紫水明」を詠われる地はいずれも自然の素晴らしさ・魅力に満ちあふれ、多くの人びとを惹きつけてやみません。

 それは美術工芸をつかさどる作家たちにとっても同じ。時代やジャンルを問わず、数多くの作家たちが自然のおりなす絶景に感銘を受け、それを自らの表現を駆使しつつ表現してきました。

 そこで本展では、美しい自然風景や理想郷などを表現した絵画や工芸品を、当館所蔵品や寄託品より展示。長谷川等伯をはじめとする能登ゆかりの作家作品や「池田コレクション」などより、計21点を紹介します。

 
 

出品作品

七尾市指定文化財
「山水図」
長谷川信春(等伯)筆
当館蔵

「雪景山水図屏風」(右隻)
佐々木泉景筆
個人蔵

出品作品
「炭焼夕山図」
川合玉堂筆
当館蔵
(池田コレクション )
出品作品
「古寺仲秋」
水道秋聖筆
当館蔵
 
 
 

展覧会チラシ 【PDFデータ】