屈んで屋根の中に入り、状況を確認しました。昨年の梅雨⇒猛暑⇒豪雨と続き、一部雨ざらしの状態部分もあり、やはりカビの発生も見受けられました。
幸い、早い段階で引き出せた小品については、お知り合いの方が預かって下さっているとの事で、ホッとしました。大型作品も、何とか少しでも残すことができないかと考えながら、多方面から調査・撮影しました。
今回は作品が屋根を支えている状況で危険なため、公費解体時に取り出す必要があります。先生や公費解体業者、文化財レスキューにあたる文化財防災センターとの調整をしながら、その日を待ちます。
現状を伝えるため、画像掲載を許可いただきました山本先生に、この場を借りて御礼申し上げます。