●第1展示室[所蔵品展]

お茶道具ならんだ ~池田コレクションより~

 

会 期…2017年12月16日(土)~2018年2月12日(月.祝)

開館時間…午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)

休館日…毎週月曜日(1/8、2/12は開館)、12/29〜1/3、1/9

観覧料…一般350円(280円)、大高生280円(220円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
※「国民の祝日」は、70歳以上の方無料。

主催…石川県七尾美術館(公益財団法人七尾美術財団)


 

 安土桃山時代に千利休(1522~91)が「茶道」を大成してからはや400年。その間数多くの人びとに愛好され受け継がれてきた茶道は、日本の精神を象徴した、まさにわが国を代表する伝統文化といえるでしょう。

 さて、茶道は「茶道具」と総称される様々な道具を使用します。それらは書や絵画などの掛物から香炉や香合・花生、釜や水指・杓や建水、そして茶碗や茶器、さらに菓子器や食器など実に多彩です。内容もやきものや漆工・金工など広範で、さらに産地や作家・時代や流派・流行やお好みなどで千差万別。現在まで膨大な数の茶道具が制作され、折々に茶席を彩ってきました。

 七尾出身の実業家・池田文夫氏(1907~87)が蒐集した、当館所蔵品の中核である「池田コレクション」は茶道美術コレクションとしての特色を持っており、池田氏が活躍した岐阜県や石川県などにゆかりのやきものをはじめ、数多くの茶道具が含まれています。

 本展では同コレクションより、様々な茶道美術品などあわせて44点を展示しています。



出品作品
「後奈良天皇和歌懐紙」
出品作品

「手付花篭」
飯塚琅玕斎

出品作品

「信楽水指 銘腹鼓」

出品作品
「黒楽茶碗 銘福笑」
樂 惺入
 
 
 
 

〈同時開催〉

●第2展示室[所蔵品展]

モノクローム 〜単色の宇宙〜


 「モノクローム」とは「ひとつの色」のこと。厳密には「背景色ともう1色」なので、「2色を使用したもの」という意味になります。また色の指定はありませんから、実は赤でも青でも単色ならば「モノクロ」になるというわけです。しかし「モノクロ」と聞けば、ほとんどの方は「白黒」をイメージするのではないでしょうか。

 かつて、私たちの生活の中には「モノクロ」があちこちに存在しました。テレビや映画・写真・書籍など、特に年配の方などはなじみが深いのではないでしょうか。近年その多くがカラー化されましたが、モノクロにはモノクロならではの「味」があります。逆にカラフルが氾濫する当世だからこそ、そのシンプルさに魅かれませんか。

 美術工芸のジャンルでも、モノクロは重要な技法のひとつです。例えば水墨画や書・写真などはその代表格といえるでしょう。

 そこで本展ではモノクロ、もしくは黒を基調とした作品を、当館所蔵品より絵画や工芸・書などを中心に26点を展示しています。



出品作品
「深山杜鵑図」
今尾景年
出品作品
「筏流図」
近藤浩一路
出品作品
「萬歳」
富岡鉄斎
出品作品

「織部沓形茶碗」

 ※掲載画像8点は全て「池田コレクション」