●第1展示室[所蔵品展]

アニマルズ 〜ツヨく・カワイく・ウツクしく〜

 

会 期…2017年2月25日(土)~4月16日(日)

開館時間…午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)

休館日…毎週月曜日(3/20は開館)、3/21

観覧料…一般350円(280円)、大高生280円(220円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
※「国民の祝日」は70歳以上の方無料

主催…公益財団法人七尾美術財団、七尾市

 

 現在、この世界には一体どれだけの動物たちが生息しているのでしょう。身近な動物のみを挙げても、イヌやネコ・ウマやウシ、そして空にはスズメやカラスなど、それこそたくさんの名前が浮かぶはず。

 動物たちは地球上に種として誕生して以来、長い時間をかけて独自の進化をとげてきました。それぞれの生態・環境に順応しつつ姿を変容させ、実に多彩な姿・形をしています。それは、自分の強さをアピールする勇ましい姿、可愛さを全面に押し出した姿、相手の目を釘付けにするような美しい姿などまさに千差万別です。

 それから私たちはその想像力を駆使して、信仰や畏れの対象、また様々な現象の象徴としてなどで、空想上の動物たち数多く創造しました。東洋では龍や麒麟など、一方西洋ではペガサスやフェニックスなどがよく知られるところです。

 美術工芸品にも数多く取り上げられている彼ら。本展では動物たちが何らかのかたちで表現された作品計24点を、当館所蔵品の絵画や彫刻・工芸などをとおして幅広く紹介します。

 
 
出品作品

「山水花鳥図」(左福部分)
松村景文
(池田コレクション)

出品作品

「夕日に映える縞馬」
上田珪草

出品作品

「唐津鳥形香合」
(池田コレクション)

出品作品

「白釉太白麒麟像」
十二代酒井田柿右衛門
(池田コレクション)

 
 
 
 

〈同時開催〉

●第2展示室[所蔵品展]

風景画讃歌 〜What a wonderful scenery!〜

 

 その後、西洋ではルネサンス期の「空気遠近法」や「線遠近法」の発見を経て次第に「風景画」として独立、やがて19世紀の写実への追究に伴い主要な絵画のジャンルとなりました。一方で、東洋では中国六朝時代頃にはすでに「山水画」として風景を主体とする絵画が描かれており、日本にも奈良時代頃に伝えられたようです。その後中国・日本ともども幾多の時代を経ますが、風景画は山水画などとして重要な絵画の1ジャンルを担い、常にその一翼を形成し続けました。

 風景画は実際の風景とはまた異なった魅力を持ち、観る者の心を落ち着かせてくれます。それは実景がいわば「みたままの風景」であるのに対して、風景画は制作者の「魂」が込められており、そこに共感を覚えるからではないでしょうか。

 本展では当館所蔵品より絵画を中心に、各種の風景画計26点を展示。特別展示として、七尾出身で桃山時代に大活躍した絵師・長谷川信春(等伯)(1539~1610)筆の「山水図」も紹介します。

 
 
出品作品

「山水図」
長谷川信春(等伯)

出品作品

「朔風能登」
水道秋聖

出品作品

ベニス運河Ⅱ
荒牧弘志

出品作品

織部楼閣山水画角透鉢
(池田コレクション)