七尾美術館 in れきはく

《石川県立歴史博物館にて開催》

※七尾美術館は臨時休館中です

 

令和6年能登半島地震復興応援特別展

七尾美術館 in れきはく

能登地区唯一の総合美術館である石川県七尾美術館は、平成7年(1995)の開館から約30年、能登の文化活動の拠点施設として広く親しまれてきました。

しかしながら、当館は令和6年1月1日の能登半島地震により建物・設備に被害を受けて臨時休館中となっています。

本展は当館が石川県立歴史博物館と共同で企画するもので、七尾美術館の所蔵品および寄託品を3つのテーマで広く紹介します。

七尾美術館が地域との関わりの中で大切に守り伝えてきた作品群が、金沢で一堂に展示されるのは初めてのこととなります。

その魅力に触れ、能登の豊かな歴史・文化を再確認する機会となれば幸いです。

 

展覧会の詳細はこちらから
(石川県立歴史博物館ホームページへ移動します)


展覧会チラシ[PDF]

会 期 2024年10月19日(土)~11月17日(日)
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 会期中無休
会 場
石川県立歴史博物館 特別展示室・企画展示室
観覧料 ・一般800円(640円)
・大学生・専門学校生640円(510円)
・高校生以下無料
※(  )内は20名以上の団体料金
※65歳以上の方は団体料金
※障害者手帳または「ミライロID」ご提示の方および付添1名は無料
※石川県立歴史博物館の常設展もあわせてご覧いただけます
※加賀本多博物館は別途、観覧料が必要です
※電子チケットもご利用いただけます(日時指定なし)
主 催 石川県立歴史博物館
共 催 石川県七尾美術館(公益財団法人七尾美術財団)
特別協力
北國新聞社
後 援 七尾市教育委員会、NHK金沢放送局

~関連イベント~

※やむを得ずイベント内容に変更が生じる場合があります。

★七尾美術館学芸員による展示解説 【要観覧料】

七尾美術館学芸員が、展示室において令和6年能登半島地震復興応援特別展「七尾美術館 in れきはく」のみどころや作品の解説を行います。

日 時 ①10月20日(日) 13:30~14:30

②11月2日(土) 13:30~14:30

③11月12日(火) 11:00~12:00

会 場
石川県立歴史博物館 特別展示室・企画展示室
参加費
特別展の観覧料が必要
定 員
なし
講 師 七尾美術館 学芸員

★ワークショップ「絵本をつくろう!」【要予約】

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」の人気イベント「かんたん絵本を作ろうよ!」。
いつも絵本作りを教えてくださる「絵本の会 もこもこ」さんを講師として石川県立歴史博物館で絵本作りのワークショップが開催されます!

申込締切:10月22日(火) 必着

イベントの詳細・参加申込みはこちらから
(石川県立歴史博物館ホームページへ移動します)

日 時 10月26日(土) 13:30~15:30
会 場
石川県立歴史博物館 ワークショップルーム
参加費
無料
定 員 20名
講 師 絵本の会 もこもこ


1章「伝えゆく池田コレクションの逸品たち」

やきものや漆工、近現代作家による日本画や彫刻など幅広いジャンルで構成される「池田コレクション」。

ここでは現在289点が収蔵されている同コレクションより、選りすぐりの優品を紹介します。

「根来湯桶」(池田コレクション)

「織部鮑形向附」(池田コレクション)

「雪中美人図」
宮川長春
(池田コレクション)

「色絵山水図瓢形大徳利 吉田屋窯」
(池田コレクション)

「聖観音像」
高村光雲
(池田コレクション)

「象嵌飛燕置物」
高橋介州
(池田コレクション)


2章「長谷川等伯と能登の文化」

七尾出身の桃山時代の絵師・長谷川等伯(1539~1610)は、七尾美術館の重要なテーマの一つです。ここでは等伯の若き頃、信春時代の仏画を中心に展示します。

あわせて等伯が絵師として大成しえた要因のひとつである「能登畠山文化」や能登地域に伝わる文化財などを紹介します。

国指定重要文化財
「刺繍阿弥陀三尊像」
七尾市・西念寺蔵

国指定重要文化財
「前田利春画像」
七尾市・長齢寺蔵

石川県指定有形文化財
「愛宕権現図」
長谷川信春(等伯)

「仏涅槃図」
長谷川等誉

石川県指定有形文化財
「賦何人連歌」

「虎鷹図衝立」
多田宅兵衛


3章「能登ゆかりの現代作家たち」

七尾美術館の所蔵品は「池田コレクション」と「能登ゆかりの美術工芸」に大別することができます。当館ではこれまで、さまざまな場面で活躍されている作家をはじめ、多くの個人・団体から作品の寄附を受けてきました。

本テーマでは当館所蔵の現代作品のうち、能登出身・在住の作家や、能登の風景をテーマにした作品をセレクトし、豊かな能登の土壌が生み出した現代作品をご鑑賞いただきます。

「うずくまる女」
高田博厚

「古寺仲秋」
水道秋聖

「冬の道」
斉田正一


「木槿一輪(Ⅰ)」
中村静勇


「沈金彫水引草飾箱『古城尓而』」
山岸一男

「顕浄土真実信文類三(教行信証信ノ巻)部分」
三藤観映


特設コーナー「もっと知りたい!七尾美術館」

過去の展覧会ポスターなどを展示し、これまでの七尾美術館の歩みをご紹介します。