能登のいのり~ゆかりの美をとおして~

開催期間 2021年9月18日(土)~10月24日(日)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため9月30日(木)まで臨時休館となり、10月1日(金)からの開催となります。

開館時間 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)

休館日 毎週月曜日

観覧料 一般500円(400円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※10/17(日)「いしかわ文化の日」は石川県内居住者の方は無料になります。
※「国民の祝日」は70歳以上の方は団体料金になります。

主 催 石川県七尾美術館[公益財団法人七尾美術財団]


いくたびもの喜怒哀楽が繰り返される人の一生。その折々につけて人びとは信じるものへ「いのり」をささげ、心のよりどころとしてきました。ことに世界中が「コロナ禍」の厄災にあえいでいる昨今、一刻も早い終息を願っている方は多いのではないでしょうか。

そして「いのり」の対象は、これまで様々なかたちで表されてきました。例えば、神仏を表した絵画や彫刻などはそれこそ数多く制作され、いにしえより現在までたくさんの「いのり」を受け入れています。

能登地方にも、敬虔な信仰にもとづいた古今の品々が数多く伝来しています。そこで本展では、七尾地域ゆかりの「いのり」にちなんだ作品をピックアップ。当館の寄託・所蔵作品を中心に、中世から現代までにいたる絵画や彫刻など、あわせて27点を紹介いたします。

能登七尾出身で桃山時代に大活躍した絵師・長谷川等伯(1539~1610)や、能登の「長谷川派」絵師の仏画などもあわせて展示。これらの貴重な品々をとおして、当地域で脈々と受け継がれる「いのりの心」を感じ取っていただければ幸いです。


国指定重要文化財
「刺繍阿弥陀三尊像」
平安~鎌倉時代(12~13世紀)
七尾市・西念寺蔵

七尾市指定有形文化財
「地蔵菩薩立像」
平安時代(11~12世紀)
七尾市・妙観院蔵

石川県指定有形文化財
「印鑰明神垂迹図」
室町時代(14~15世紀)
七尾市・印鑰神社蔵

「楊柳観音像」
室町時代(15世紀)頃
七尾市・悦叟寺蔵

七尾市指定有形文化財
「日蓮聖人像」長谷川信春(等伯)
永禄8年(1565)
七尾市・實相寺蔵

七尾市指定有形文化財
「仏涅槃図」長谷川等誉
慶長12~13年(1607~8)
七尾市・東嶺寺蔵

「羅漢図屏風」長谷川左近(等重)
江戸時代(17世紀)
個人蔵

「土偶」上田珪草
昭和42年(1967)
当館蔵



〈同時開催〉

●第1展示室[所蔵品展]

じんぶつ百態


人びとがおりなす八百万の姿。美術工芸にとってそれが格好のモチーフであるのは、作品にこれまで盛んにとり上げられていることでも明らかでしょう。

本展では当館所蔵品などより、様々に人物たちを表現した絵画と彫刻を計25点紹介いたします。


重要美術品
「前田利家像」
桃山~江戸時代(17世紀)
七尾市・長齢寺蔵

「地獄極楽図」英一珪・歌川国貞
天保7年(1836)頃
当館蔵(池田コレクション)

「椅子の女」南 政善
昭和45年(1970)
当館蔵

「たーた(少女)」岩山豊郁
昭和55年(1980)
当館蔵